■ アルフォンス・ミュシャ Alfons Mucha (1860-1939) ■ | |
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アールヌーヴォの頂点を極めた画家、装飾芸術家。 1860年、現在のチェコスロヴァキア・モラヴィア地方で誕生。 美術修行を経て、1888年にパリへ渡る。 1894年から伝説の女優サラ・ベルナールのポスターを製作。 一躍パリ中に知られるようになる。 これをきっかけに演劇、美術展、商品広告のポスターや装飾パネル、リトグラフなどを続々と発表し、大衆の絶大な支持を得る。 宝飾品、家具、彫刻においても芸術性を高く評価される。 1910年、50歳で祖国へ戻る。 国章・切手・紙幣のデザインや、プラハの聖ヴィダ大聖堂のステンドグラスなどを手がける。 18年の歳月をかけ、絵画の代連作「スラヴ叙事詩」を製作。 1939年、終生愛した祖国の首都プラハで79歳の生涯を閉じた。 彼のアートは歳月を超え、世界中の人々を魅了し続けている。 |
サラ・ベルナール演じる「椿姫」ポスター | 聖ヴィダ大聖堂のステンドグラス |
■ 財団について ■ |
ミュシャ財団は、1992年8月にアルフォンス・ミュシャの令孫ジョン・ミュシャ氏によって 設立されました。 ミュシャの芸術的財産・知的財産の管理、作品の保護や修復、研究、収集、 展覧会の企画、出版などを通じ世界中にその魅力を広めていくのが目的です。 |
■ ミュシャ・ミュージアム、美術館など ■ | ||||
1998年2月、プラハ中心地Kaunicky Palacに「ミュシャ・ミュージアム」が開館しました。 2007年には入場者数が100万人を突破し、 ミュシャの作品に触れる新たな名所として人気を集めています。 チェコスロヴァキア以外の国におけるミュシャ作品所蔵美術館は下記のとおり。 |
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・マドリッド&バルセロナ | Caixa Forum Madrid & Barcelona | ・モンペリエ | Musee Fabre Montpellier | |
・東京 | Metropolitan Museum of Art Tokyo | ・サンディエゴ | San Diego Museum of Art | |
・オーストリア | Balbedere Vienna | ・ロンドン | Barbican Art Gallery London | |
・リスボン | Gulbenkian Foundation Lisbon | ・ブタペスト | National Museum of Fine Art, Budapest | |
・ヘルシンキ | Amos Anderson Museum Halsinki | ・ハンブルグ | Museum Fur Kunst and Gewerbe Hamburg |
■ ミュシャ展覧会の動員状況 ■ |
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(開催期間) | (動員数) | |||||
2004年 | ロッテルダム | 15週間 | 130,000人 | |||
2005年 | 東 京 | 10週間 | 250,000人 | |||
2008年 | マドリッド | 16週間 | 350,000人 |
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